現在、エネルギー業界においては2020年から始まる発送電分離に伴い、送配電・インフラの枠組みに変化の波が訪れています。また、自然災害に対する対応力、再エネ拡大への適応、設備利用の効率化に向けた政策的な動きや、自営線を活用したスマートシティの理論など、より高度な運用が期待される分野でもあります。
本セミナーは、各分野の専門家にご講演頂くことで、電力事業の基本フレームともいえるインフラ分野の現状と今後を明らかにし、エネルギービジネスにかかわる皆様がこれから取り組むべき対策についてヒントをお届けする内容となります。
日時 |
2019年10月31日(木) 14時~16時30分(開場13:30) |
会場 |
みんなの会議室 東京駅前 4F 東京都中央区八重洲1-7-17 八重洲ロータリービル 最寄り駅:東京駅(八重洲北口より徒歩1分)【Googleマップを開きます】 |
料金 |
無料(事前エントリー制) ※会場準備等の都合により、事前エントリー必須とさせていただいております |
定員 |
20名 ※応募多数の場合は1社につき2名までとさせていただきます |
お申込みページ |
https://pps-net.org/seminar-form |
プログラム
作業員配置の域内最適から広域最適へ。限られた人員で最大限の能力発揮のために<14:00~15:00>
クリックソフトウェア・ジャパン
代表 山口 元久氏
早稲田大学理工学部土木工学科卒。新卒後、日系及び外資系IT企業にて製造業の設計開発領域向けシステム販売を手掛けた後、直近10年は製造業向けアフターサービス領域のソリューション拡販に従事。現在は、数百人から数千人の現場作業員を抱える、主に電力企業の送配電部門における作業員最適配置ソリューションベンダーである、米ClickSoftware Incの日本支社立上げメンバーとして、2019年1月より現職。日本における現場作業のデジタルトランスフォーメーション実現を、人員配置の面で支援すべく、電力業界を中心に日本市場の開拓を実施中。
大和ハウスの脱炭素経営と電力融通で進化する”スマートタウン”<15:00~15:45>
大和ハウス工業株式会社
次世代イノベーション部門 環境部 環境経営推進グループ 主任技術者 園田峯三氏
1973年神戸生まれ、1996年関西大学工学部機械システム工学科卒、同年大和ハウス工業入社。入社後、本社生産技術部で全国工場設備の導入・改善に長年携わり、その経験を生かし2010年の省エネ、節電社内プロジェクトでは工場部門の省エネ政策立案で大きく貢献。2011年に環境部へ異動し、グループ全体の省エネ展開に携わった。その成果は、2012年にオフィス、2013年に工場の取り組みが省エネ大賞で認められ、2年連続経済産業大臣賞受賞した。大和ハウスグループの環境マネジメントを統括する同部門にて、現在は環境経営戦略・気候変動対策の立案、エネルギービジネス関連等を担当。(電気主任技術者、エネルギー管理士)
分散型エネルギーリソースの普及がもたらす送配電ビジネスの変革<15:45~16:30>
株式会社三菱総合研究所
環境・エネルギー事業本部 エネルギーシステム戦略グループ 主任研究員 中村俊哉氏
2005年3月に九州大学工学部を卒業、2005年4月に中国電力株式会社へ入社。主に配電分野において業務・システムの設計、開発、保守に従事。2018年2月に株式会社三菱総合研究所へ入社。環境・エネルギー事業本部に所属し、主に欧米諸国における電気事業制度や分散型エネルギーリソースを活用した最新技術動向の調査に取り組んでいる。また、前職の経験も活かして、主に民間企業を対象とした電力ビジネスの開発・支援に様々な形で取り組んでいる。
お申込み方法
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