情勢タイムライン
2026年3月2日
イランのドローン攻撃によりカタールエナジーがLNG生産停止・不可抗力を宣言。JKM急騰開始
2026年3月25日
JEPXスポット価格の上昇トレンド開始。東京エリア前日比+29%(14.71円→18.94円)
2026年4月1日
東京エリア26.96円/kWhでピーク。新年度入り・政府補助金終了が重なり需給逼迫
2026年4月6日
商船三井LNG船が日本関係船舶として初めてホルムズ海峡を通過
2026年4月8日
イランがホルムズ海峡の完全封鎖を宣言。同日、米・イランが2週間の停戦合意
2026年4月9日
イスラエルのレバノン攻撃を受けイランが停戦を事実上破棄。封鎖継続。通過船舶7隻/日(平時比95%減)
2026年4月12日
トランプ大統領、イスラマバード和平協議決裂を受け米国によるホルムズ海峡封鎖を表明
2026年4月17日
イランのアラグチ外相、レバノン10日間停戦を受けてホルムズ海峡の開放を表明。原油(WTI・ブレント)が11%超急落。ただし同日夕方、向かった約20隻の大半が引き返す。米海軍は機雷の脅威を警告。独ハパックロイドは「通過を当面控える」と発表
2026年4月22日
イランがコンテナ船MSC FRANCESCAを拿捕。危機開始以降の累計拿捕・拘束船舶が34隻に達する
2026年4月23日
米・イランが互いに商船を拿捕する「デュアル封鎖」状態が明確化(CNBC報道)。いずれかの解除が先行すれば相手方が優位に立つ構造となり、交渉の膠着化が深まる
2026年4月24日
Baker Hughes、業界回復見通しを下方修正。「完全正常化は2026年後半以降」と公表。米当局がLPGタンカーLPG SEVANを拿捕、デュアル封鎖が実態として定着
2026年4月25日
PortWatch観測で19隻が通航(AIS全艦アクティブ)、短期的な小康状態。Goldman Sachs が「ぎこちない平和(awkward peace)」シナリオを提示し原油は5〜10ドル下振れの可能性と試算
2026年5月4日
イランがUAE・フジャイラにミサイル4発(3発迎撃)とドローンを発射。VTTIターミナル(IFM Investors・Vitol・ADNOC共同所有)が直撃を受け石油工業地帯で火災が発生、インド国籍3人が負傷。アブダビ・パイプラインの湾岸側終端を標的とした初の攻撃。危機が第3段階へ移行
2026年5月29日〜6月10日
米・イラン相互の船舶攻撃・拿捕が断続的に継続。米機がガンビア籍 Lian Star を無力化(5/30)、IRGCが報復としてMSC Sariska V を攻撃(6/1)、米のタンカー Settebello 拿捕ではインド人船員3名が死亡(6/8〜10)
2026年6月11日
イランが米側の攻撃を受け海峡「封鎖」を改めて表明(Al Jazeera)
2026年6月14日
米・イランが停戦延長とホルムズ海峡の再開で合意と報道(Axios)
2026年6月17日
トランプ・ペゼシュキアン両大統領が「イスラマバード覚書」(14項目MOU)に署名。戦争終結・海峡封鎖解除・60日以内の最終核合意を目指す枠組みで合意。翌18日には米側の海上封鎖も解除され、タンカーが数カ月ぶりに自由通航。原油・LNGは急落
2026年6月20日
イスラエルの南レバノン攻撃継続を受け、イランが「合意違反」として海峡の再封鎖を宣言(米側は否定、CENTCOMは「55隻が安全通航」と反論)。6/22の通航観測は12隻と前日の35隻から急減
2026年6月25日〜27日
商船 Ever Lovely・Kiku が相次ぎ被弾、IMOが避難計画を一時停止。CENTCOMがイランのミサイル・ドローン関連施設に報復空爆
2026年6月28日〜29日
米・イランが攻撃停止で再合意。ヴァンス副大統領がスイス入りしジュネーブで交渉再開へ。WTIは70ドル台を回復
2026年7月7日
LNGタンカー Al Rekayat が火災で放棄、サウジ籍タンカー Wedyan も損傷。以降、1万重量トン超の大型船によるAIS発信下の通航が停止
2026年7月8日
米国がイランへの攻撃を再開。原油価格は急騰し「プレ戦争水準」への低下が反転。覚書署名からわずか3週間で戦闘状態に逆戻り
2026年7月10日
通航がほぼ停止(危機前比約96%減)。約6,000名の船員が数百隻とともに域内に取り残されていると国連が警告。米財務省が対イラン石油制裁を再発動
2026年7月11日〜12日
コンテナ船 GFS Galaxy が放棄(船員1名不明)。IRGCが海峡「封鎖」を再宣言し、米はミサイル陣地・IRGC高速艇を空爆
Energy Transport Data
ホルムズ海峡を通過した船舶数の日別推移(隻)2026年2月1日〜5月3日
タンカー
全船舶
タンカー 7日移動平均(2026)
タンカー 7日移動平均(前年同期 2025)
出典:UN Global Platform; IMF PortWatch - Strait of Hormuz。移動平均線はタンカー(原油・LNG等を含む全タンカー類)の通過隻数をもとに算出。AISで追跡可能な船舶のみ対象のため実際の通過数より少なく計上される場合があります。※4月27〜28日のデータはGPS妨害・AISスプーフィング等の影響により調査中・改訂の可能性あり(PortWatch注記)。更新:2026年5月3日
連載記事
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